プレスリリース

アミューズメント施設におけるキャッシュレス決済システムの普及を促進します

(一社)日本アミューズメント産業協会(所在地:東京都千代田区、会長:里見治、略称:JAIA)は、電子マネー決済に携わる会員企業と連携し、次世代端末においてアミューズメント施設向け電子マネー決済システムの規格標準化を決定したことをお知らせいたします。

これまでアミューズメント施設においては、互換性のない複数の電子マネー決済システムが存在することで導入が進まず、キャッシュレス化の普及の遅れによる販売機会の逸失などの弊害をもたらしてきました。

このような状況に対し、JAIA会員企業である
加賀電子株式会社
(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:門良一、東証1部:8154)
株式会社コナミアミューズメント
(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:沖田勝典)
株式会社セガ・インタラクティブ
(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:杉野行雄)
トッパン・フォームズ株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂田甲一、東証1部:7862)
の4社が、次世代端末における決済システムの規格標準化に向けて合意し、JAIAと連携してアミューズメント施設における電子マネー等キャッシュレス決済の普及を進めてまいります。
規格の標準化に対応した次世代決済端末は来冬からの実証テストを経て、アミューズメント機器に実装される見込みです。

JAIAでは規格が標準化された電子マネー決済の普及で以下の効果を見込んでおり、利用者の利便性向上と一層の業界発展を実現することを期待しております。

・キャッシュレス決済対応遊戯機器の普及に伴う利用者利便性の向上とキャッシュレス社会への柔軟な対応
・アミューズメント施設における消費税の適正転稼の促進
・労働力不足に苦しむアミューズメント施設における売上金、おつり金等の管 理業務軽減
・ゲームソフト内の組み込み課金システムによるサービス提供
・POSシステム導入促進による施設売上げ管理体制の強化

また、各社がこれまでに導入し運営してきた電子マネー決済システムやPOSシステムについても継続して利用できる形での互換システムの確立を目指しており、導入済み施設への負担軽減にも配慮しております。

日本政府は2018年に発表した「キャッシュレス・ビジョン」において東京オリンピックや大阪万博など大型イベントの開催による訪日客の増加に合わせ、2025年までにキャシュレス比率を40%にあげていくことを目標に掲げておりますが、アミューズメント業界におきましてもこの流れに足並みをそろえ、お客様の利便性向上や施設でのサービス向上に努めてまいります。

電子マネー決済システム標準化のイメージ

 

(一社)日本アミューズメント産業協会(JAIA)について
ゲームセンターなど業務用アミューズメント施設業界、業務用ゲーム機器業界、遊園施設業界をまとめる業界団体

所在地:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11 飛栄九段ビル8階
設 立:2018年4月
代表者:会長 里見 治
会員数:229社
URL:http://www.jaepo.jp

※本リリースの記載内容は発表時点での情報であり、予告なく内容が変更になる場合がございます。
あらかじめご了承下さい。

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