2023年4月21日
一般社団法人日本アミューズメント産業協会
キャッシュレス決済推進特別委員会
JAIAキャッシュレス決済推進特別委員会(以下、当委員会)では、会員よりご提案のあった「JAIA digital規格(以下、JDS)」の「WebAPI編」、「JAIAコード編」の改訂案について内容の審議を行い、2023年4月6日の当委員会事務局全体会で改訂を承認しました。
これに伴い、改訂したJDSの新旧対照表を作成しましたので、変更箇所について本書と合わせてご確認頂きますと共に、本日より改訂内容に従い運用を開始致しますので宜しくお願い致します。
JDS WebAPI編 改訂内容
改訂の背景
- 現状、WebAPI連携においてAPIキー(※)の発行/登録は、三社間(オペレータ、データ提供者、データ利用者)契約を行った上で標準化API提供者(データ提供者)からAPIキーを発行する運用となるが、売上データ所有権の実態と不整合があるため、オペレータの意思でデータ連携が可能となるようにAPIキーの運用を改訂する。
※APIサーバーにアクセスするための認証情報
改訂内容(1章:まえがきと前提、2章:全体概要)
- WebAPI連携の前提となる「三社間の利用契約」を不要とする
- オペレータの意思でWebAPI連携が可能となるようにAPIキー発行をオペレータ主導とし、標準化API利用者(データ利用者)に連携することを明記
- API キーの運用変更にあたり、関連する用語を追加
JDS JAIAコード編 改訂内容
改訂の背景
- JAIAコードのバーコード表示ルールは、GS1Japan(※) が発行する各種ガイドラインを参考にアミューズメント業界での利用を想定し定めたものであるが、各社でバーコード表示運用を推進するにあたり、より柔軟な規格対応を実現するため、表示ルールの緩和や新たな商品の荷姿(出荷梱包)に対するバーコード表示のルールを定める。 ※一般財団法人流通システム開発センター
改訂内容(7章:バーコード貼り付け)
- ゲーム機等へのバーコード表示で余白スペースが取れないケースがあるため、余白スペースを推奨とし、相互干渉しない範囲で柔軟な表示を可能とすることを明記
- 側面にバーコード表示スペースが取れない封書状や薄型の出荷梱包に対して、新たにバーコード表示ルールを定義(上面へ表示)
- カートンケースの記載を削除し、段ボールケースなど「箱状の出荷梱包品」への表示ガイドラインを策定
- バーコード表示は印刷して表示するケースもあるため、章題を含めて「バーコード表示」とする文言へ統一を行う