インターネットの普及に伴う高速ネット回線の整備・普及はゲームセンターの遊びを新たな次元へと引き上げました。ネットワークを介した他店舗のプレイヤーとの対戦プレイや協力プレイが可能となり、地域を超えたゲームコミュティが形成されるに至りました。また、こうした最新技術を用いたイノベーティブなゲーム機が人気となる一方、アナログの「カード」を用いてプレイするタイプのゲーム機も登場。その流れからキッズ向けカード機も人気を博し、その礎となった「甲虫王者 ムシキング」の人気ぶりは社会的な話題となりました。
- 2000年代
- アーケードゲームに本格的に"オンライン"の概念が浸透
- 2002年
- トレーディングカードを用いたタイプのゲーム機が登場
- 2003年
- 子供向けカードゲーム「甲虫王者 ムシキング」の大ブーム到来
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2000年代-01 メダル全盛の時代へ
2000年代-02 最新鋭はオンライン対戦
■麻雀格闘倶楽部(2002 KONAMI)
オンラインで繋がったプレイヤー同士で本格4人打ち麻雀が楽しめる。戦績に応じて段位や称号が得られる。日本プロ麻雀連盟公認
(C)2002 Konami Digital Entertainment Co.,Ltd.
■甲虫王者 ムシキング(2003 セガ)
子供向けカードゲームの先駆け。甲虫を題材にしたことやカードのコレクション性などが奏功し、幼稚園~小学校低学年の男児を中心に大きなブームを巻き起こした
(C)SEGA
■機動戦士ガンダム 戦場の絆(2006 バンダイナムコエンターテインメント)
ドーム型の筐体内に上下左右180度視野角すべてをカバーする半球型スクリーンを装備。まるでモビルスーツのコックピットにいるような感覚でゲームを楽しめる。オンラインで繋がったプレイヤー同士が協力して相手と戦うタイプのゲーム
(C)創通・サンライズ
■エポック社の野球盤(2007 ホープ)
誰もが知っている「エポック社の野球盤」をアーケードゲーム化。プレイヤー二人が守備と攻撃にわかれ対戦する。イニングチェンジ時にはフィールドが180度回転するなどメカギミックにも工夫が施されている。
(C)EPOCH CO.,LTD.
■jubeat(2008 KONAMI)
4×4の16ボタン上に表示されるマーカーに合わせてタイミング良く押すだけ、というプレイのし易さで、女性層など比較的ゲームが苦手な人からも人気を博し、音楽ゲームブーム再燃のきっかけとなった。
(C)2008 Konami Digital Entertainment Co.,Ltd.
■ボーダーブレイク(2009 セガ)
店舗間ネットワークを介した最大20人・10対10の大規模チームバトルがプレイヤーを熱くさせるハイスピードロボットチームバトルゲーム。タッチパネルによるチャットコミュニケーションシステムを搭載する等、チームバトルがより楽しくなる要素を各種搭載。
(C)SEGA